最近スキズのファンになった方の中には、「昔は9人だったの?」「どうして脱退したの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
2018年のデビューから約1年半、グループのメインボーカルとして支えていたウジン。彼の突然の脱退理由と、現在の活動について詳しく解説します。
- 単なる「個人的な事情」では片付けられない、突如とした脱退の違和感とその背景。
- 3年間「恋愛禁止」の規約違反、サバイバル時代から見え隠れしていた将来への不安や、高い美意識ゆえの「事務所方針(整形禁止)との相違」など、ファン心理に基づいた分析。
- リーダーのバンチャンが発した厳しい言葉の真意と、アンチを制止した3RACHAの圧倒的な優しさ。
- さまざまな疑惑を乗り越え、ソロでのワールドツアーや俳優など精力的に活動していた足跡。
- 2025年入隊から、除隊予定までの正確なタイムライン。
- 除隊後の活動予測
突然の脱退、公式の発表した理由は?
公式が発表した理由は「個人的な事情」という非常に曖昧なものでした。
正直なところ、一人のファンとして私はいくつか疑問を持っています。
- 新曲の活動中、カムバック直前という異常なタイミング
- その後の事務所の徹底した「痕跡消し」とも取れる対応
この2点には強い違和感が残ります。
この違和感についてもう少し詳しく説明していきます。
新曲活動中そしてカムバック前という異常なタイミング
2019年10月、スキズは新曲『Double Knot』の活動真っ只中であり、次なるミニアルバム『Clé : LEVANTER』のリリースを目前に控えていました。アイドルグループにとって最も重要で多忙な「カムバック期間中」にメンバーが脱退し、即座に契約を解除するというのは、K-POP業界でも極めて異例の事態です。
メインボーカルであるウジンが抜けることによる関係者及び他メンバーへの負担は、ウジンもよく理解していたはずなので、せめてカムバック終了後の脱退でもよかったのでは?と思います。しかし、そうまでしてでも脱退しなくてはならなかった事情があったのかと疑問を抱きました。
事務所の徹底した「痕跡消し」とも思える対応
脱退発表後、JYPエンターテインメントが見せた対応は驚くほど迅速で、かつてないほど徹底していました。
- コンテンツの撮り直し: 公開間近だった新曲MVから彼の出演シーンをカット。アルバムのフォトブックも8人体制で作り直すために発売を延期した。
- 過去楽曲の全再録音: デビュー以来の全楽曲から彼の歌声を消し、8人の歌声で録り直した「8人バージョン(Japanese Ver.含む)」へ公式音源を差し替えた。
- 過去の「存在」の消去: 数百本に及ぶ過去のライブ配信動画や、公式SNSの投稿から彼の写る写真を次々と削除・整理した。
ただの脱退というより、まるで最初から8人だったかのように歴史を上書きするような徹底ぶりに、私は驚きを隠せませんでした。膨大なコストと手間をかけてまで、メインボーカルの歌声を過去の全音源から消し去った。この事実に、事務所側の「二度と過去を振り返らない、痕跡すら残さない」という、ある種拒絶に近いほどの強い意志を感じてなりません。
そしてこれが単なる自己都合ではなくグループの根幹に関わる大きな決断だったのではないかと感じずにはいられませんでした。特に、後に浮上した「プライベートな噂」とスキズが進もうとしていた「独自の音楽性」。この2つのズレが、彼をグループから遠ざけた決定的な要因だったのではないかと考えました。
真実は本人たちにしかわかりませんが、事実をもとにどのような背景があったのかを考察していこうと思います。
主に噂されている脱退理由
公式発表が「個人的な事情」に留まったため、ファンの間ではさまざまな可能性が考察されていました。
主に話題となった理由は以下の4つです。
- 規約違反(チームの約束事に関する相違)
- 将来への焦り(グループの成功と自己実現の狭間)
- 美意識の相違(事務所独自のルールとの衝突)
- 音楽性の不一致(追求したいパフォーマンスの違い)
真相がはっきりと明かされていない以上、これらはあくまで推測の域を出ません。しかし、当時の状況を振り返ると、これらのポイントが多くのファンの間で注目されたのには理由があります。
事務所の徹底した対応を見る限り、やはり何らかの契約違反があったのではないかと考えざるを得ません。
それに加え、サバイバル番組時代から時折見え隠れしていた彼の繊細な不安や、アイドルとしてのプロ意識の方向性が、JYPという独自のルールを重んじる場所と少しずつズレてしまったのではないでしょうか。
その後の彼のソロ活動や表現スタイルを見ていると、一人のアーティストとして歩みたかった道と、グループの方向性の間に埋められない溝が生じていたようにも感じられます。
これまでの事実を繋ぎ合わせていくと、どうしても避けられない衝突があったのではないかと想像してしまうのは、ファンとして無理もないことだと思います。
そこで今回は、この4つの考察について、当時どのような見解が話題になっていたのか詳しく紹介していきます。
【考察①】「恋愛禁止」の契約違反?
グループの結束を高め、ファンへの誠実さを示すためのルールですが、ウジンはこれに抵触したのではないかという説です。 リーダーのバンチャンがウジンの脱退後にライブ配信で「チームの約束を破った」という趣旨の発言をしたことから、「個人的な行動(=ルール違反)がグループに迷惑をかけたのではないか」と推測する声が多く上がりました。
【考察②】売れないという焦りと将来への不安
スキズは2021年に放送された『KINGDOM:LEGENDARY WAR』という番組で優勝したことが話題となり、知名度と人気が急上昇しました。
ウジンはメインボーカルという重責を担っており、チャートの結果やグループの方向性に対して「このままこのグループにいて大丈夫だろうか」と将来への不安を感じていたのではないかという考察です。元SM練習生としてデビューを目指していたこともあり、 実力派だからこそ、自分の思い描く成功と当時の現実のギャップに焦りを感じていた可能性も指摘されています。
【考察③】JYPの「整形禁止」ルールとの衝突
JYPの創業者であるJ.Y. Park(パク・ジニョン)氏は、所属アーティストに対して「ありのままの姿」を大切にするよう求め、「過度な整形禁止」を掲げていることで知られています。 ウジンはソロ活動前に、明らかな鼻の整形をしていました。アイドルとしてより完璧なビジュアルを求めたいという本人の美意識や、自己プロデュースの方向性がこのルールと衝突してしまったのではないか、という説も一部で語られていました。アーティストとしての見せ方における価値観の相違があったのかもしれません。
【考察④】根本的な音楽性の違い
Stray Kidsは、メンバー自らが作詞・作曲・プロデュースを行うセルフプロデュースが最大の武器です。しかし、彼らが追求する「攻めたサウンド(麻辣味)」と、ウジンが本来得意としていた「情緒的なバラード」や「王道のK-POP」との間に、埋められない溝があったのではないかと言われています。 本来自分のやりたい音楽が明確に決まっていて「自分の歌声を最大限に活かせる音楽をやりたい」という志向が強まったことが、脱退の要因の一つと考えられています。
スキズメンバーの脱退後の反応
ウジンの脱退は、残された8人のメンバーにとっても非常に苦しい出来事でした。
スキズのメンバーたちは過酷なサバイバルを共に乗り越えた仲間への失望はあったものの、心無い非難を浴びることを見過ごさなかった。
メンバーの反応は、グループを守るための覚悟に満ちていました。リーダーのバンチャンが見せた厳しい姿勢も、3RACHAがファンに求めた「憎まないで」という願いも、すべてはスキズという場所を守り抜くため。脱退後に彼らを知った私にとって、この対応こそが今の8人の揺るぎない絆の礎になっているのだと確信しました。
脱退直後のライブ配信での言及
リーダーのバンチャンは、自身のライブ配信「チャニの部屋」にて、言葉を選びながらも「約束を守ることが大切」「チームのことを考えない利己的な行動は受け入れられない」といったメッセージを発信しました。名前こそ出しませんでしたが、これがウジンに対する失望や、ファンへのけじめとしての発言だったと捉えられています。
ファンの反応に対する言及
脱退後、ネット上でウジンに対するバッシングが起きた際、3RACHA(バンチャン、チャンビン、ハン)はライブ配信でファンに語りかけました。
彼らは特定の名前は出さずとも、「誰かを憎んだり、悪く言ったりしないでほしい」と伝え、ファン同士が攻撃し合うことを悲しみ、前を向いて歩むことを願っていました。
ウジンの脱退後の活動と現在の状況
グループを離れた後、ウジンは紆余曲折を経てソロアーティストとしての道を歩んできました。ここでは、ソロ活動から現在の兵役、そして今後の展望について解説します。
現在のウジンは、かつての迷いを振り切ったかのようにソロアーティスト、そして俳優として自分の道を切り拓いています。2025年1月からは入隊中です。2026年7月の除隊を控え、一人の表現者として再出発しようとする彼の姿勢は、今の私にはとても力強く映っています。
脱退後のソロ活動:歌手・俳優として再出発
脱退から約1年半後の2021年、ウジンはソロアーティストとして正式にデビューしました。
- 音楽活動: 圧倒的な歌唱力を活かし、これまでに複数のミニアルバムをリリース。世界各国を回るワールドツアーも開催しました。2023年と2024年に日本にも訪れています。
- 俳優デビュー: HBO Maxのオリジナルドラマ『Beyond The Wardrobe(アレン・ド・グアダ・ロウパ)』で韓国人として初めて主演を務めるなど、グローバルに活躍の場を広げました。
- 事務所の移籍: 2024年には、SMエンターテインメント傘下の新レーベル「Kustomade(カスタムメイド)」へ移籍。大手資本のバックアップを受け、さらなる飛躍が期待されていました。
2025年1月、陸軍軍楽隊へ入隊
さらなる活躍が期待されていた最中の2025年1月20日、ウジンは兵役義務を果たすために入隊しました。
陸軍軍楽隊での服務: 入隊前、ファンに向けて「20代を幸せにしてくれてありがとう。元気に行ってきます」と温かいメッセージを残しています。現在は軍楽隊の一員として、音楽のスキルを活かしながら真面目に服務を続けているようです。
今後の活動に関する噂と展望
除隊後の活動については、以下のような展開が期待・噂されています。
- 本格的なアルバムリリース: 大手レーベル所属となってから間もなくの入隊だったため、除隊後は事務所の全面的なサポートのもと、本格的なカムバックアルバムの制作が進むと言われています。
- ワールドツアーの再開: 入隊前も海外での人気が高かったことから、除隊後はヨーロッパや南米、アジアを含む大規模なコンサートツアーが計画されているとの噂もあります。
- 俳優としてのカムバック: ドラマでの評価も高かったため、映像作品への復帰も強く望まれています。
まとめ
突然の公式の発表からメンバーの想い、そして現在の状況まで詳しく見てきました。少し複雑な歴史ではありますが、最後にこの記事のポイントを簡潔にまとめます。
- ウジン脱退: 2019年10月に「個人的な事情」で突如脱退。
- 4つの考察: 「恋愛禁止違反」「将来への不安」「整形禁止ルールとの衝突」「音楽性の違い」などが噂された。
- メンバーの対応: 3RACHAはアンチ化したファンに対し「誰も憎まないで」と発信した。
- 現在のウジン:ソロアーティストとして活動しワールドツアーを成功させている。俳優デビューも果たし、2024年には事務所を移籍した。 2025年1月20日に入隊。除隊予定日は2026年7月19日。
- 今後: 除隊後は、SM傘下レーベルからの本格復帰が期待されている。
Stray Kidsは8人で世界的なスターとなり、ウジンはソロとして自分の道を歩んでいます。過去を知ることで、今の8人の絆の深さがより一層伝わってくるのではないでしょうか。2026年、彼が元気に戻ってくる日を静かに待ちたいですね

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